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物流現場の安全を守る侵入監視システム開発 沖電気

OKIは、独自のモーションマッピング技術とAIエッジコンピューター「AE2100」によりリアルタイム性の高い監視と確実な警報通知を実現した可搬型エリア侵入監視システム「Motion Alert」を販売開始した。今後3年間で10億円の販売目標を掲げる。

物流、建設・製造業は他業種と比較して重大事故が多く、作業現場の安全性向上が継続的に大きな課題となっている。

「Motion Alert」は現場の危険な立入禁止エリアをAIでリアルタイムに監視し、作業員の安全性向上を支援するソリューション。「Motion Alert」は監視・制御・通知機能を持つセンサー装置と、ランプ・ブザーなどの通知機能を持つ警報装置で構成され、可搬型であることから、装置の移動・設置が容易で、建設機械の移動や吊り荷の運搬、作業員の動線などにあわせた柔軟な監視により、工事現場での安全性を効率よく向上させることができる。

センサー装置は、OKI独自の3D LiDAR(レーザー距離センサー)と4つのカメラを融合した高精度センシング機能を持つ「モーションマッピング技術」およびAIエッジコンピューター「AE2100」で構成されている。カメラだけでは判別できない物体を検知・画像処理できるため、工事現場のような人・物が頻繁に動く場所、目視が困難な状況においても、立入禁止エリアへの人の立ち入りなどの検知・識別を、リアルタイムに実現する。

LTE®、5G、Wi-Fi、などの各種無線ネットワークを介して、遠隔から作業現場の安全を効率的に監視し、事故予防を支援することも可能。

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