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在庫量を自動で管理するIoT重量センサーをセンスウェイ、CO-NECTら共同開発

IoT通信サービスを提供するセンスウェイは、ロボット・IoTプロダクトを企画開発するユカイ工学株式会社、BtoB受発注システムを提供しているCO-NECTと業務連携し、LPWAのLoRaWANに対応したIoT重量センサーを開発した。在庫量の管理をセンサーで常に把握し、自動で発注できる自動発注サービスと連携することで企業の在庫管理・発注業務の効率化を実現する。

ユカイ工学の開発した重量センサー・静電センサー、アプリケーションは、センスウェイの提供する長距離通信・低消費電力なLoRaWAN通信に対応している。備品や資材などの日々の使用量を常時把握できるため、適正な在庫量や発注時期を管理することができる。また、センサーは長距離通信により、複数の店舗や倉庫の在庫データを収集し一元管理できる。

加えて、FAXや電話といった従来のアナログな受発注業務を、メールやLINEに置き換えられる受発注システム「CO-NECT」を提供するCO-NECT社とも連携し、「在庫量をチェックして仕入れ先に発注する」業務を自動化し、企業の業務効率化を実現する。

IoT重量センサーシステム構成
飲食店

飲食店
食材の在庫量を重量センサー、静電センサーで管理し、規定量を下回った食材を通知、受発注システムと連携し自動発注。閉店後の在庫チェック、発注業務を削減し、管理業務の効率化と人件費削減に貢献する。

介護施設

介護施設
介護用品の在庫量を重量センサーで管理し、規定量を下回った備品のみ自動発注。人手不足な介護施設において職員の業務負担を削減する。

卸売業

卸売業
製品の在庫情報をセンサーで検知し、管理することで、発注ミスを削減し適正な在庫量を実現する。

今後は、複数業種への実証実験を進め、年内のサービス提供開始を目指すとしている。

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