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クラウドERPのSWXとEDIソリューションのDALが業務提携

株式会社スマイルワークス(SWX)と、株式会社データ・アプリケーション(DAL)は、データ・アプリケーション が提供するエンタープライズデータ連携基盤「ACMS Apex」を「クラウドERP SmileWorks」に組み込み、企業間電子商取引「EDI(Electronic Data Interchange)」による受発注業務や請求書授受などの電子化/自動化に貢献するなど、中小企業の業務改革を促進する事業で戦略的業務提携をすることに合意したと発表した。受発注業務を自動化し、企業間連携の業務改革を促進させる狙い。

SmileWorksが提供すERP+EDIサービスをより高度なものにするため、SmileWorksの中にACMS Apexを組み込み、フォーマット変換や標準通信プロトコルでデータ交換を行う「EDI連携ゲートウェイサービス」を提供することで合意した。

これまでのEDIは各業界のサプライチェーンの中でそれぞれの業界に適した形で個別に発展してきた。しかし今後は、市場の多様化により系列や業界を超えたビジネスが拡大することを踏まえると、各EDI間の連携による広範かつ汎用的な取引の電子化/自動化が大いに期待される。

それに伴い、主に受注企業となる中小企業においては、ERPの導入による企業内業務の電子化/最適化に加え、EDIの導入による取引の電子化/自動化が、企業の生産性の向上に大きく寄与することになる。

2023年10月に義務化される「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」の導入に向けた「電子インボイス」や「電子帳簿保存法」に対する取り組み、また2024年1月の「INSネットディジタル通信モード(ISDN・固定電話回線)のサービス終了」など、大きな経営環境の変化が控える。そうした中各社が個別に対応するよりも通常業務で利用するクラウド業務アプリケーションサービスに組み込まれて提供されることが、コストとスピードの面において有効であると考えられる。

今後、SWX及びDALは、この「EDI連携ゲートウェイサービス」を通じてより広く汎用的に企業間電子商取引を推進することで、日本のサプライチェーン全体の最適化・生産性向上と、既存EDIを取り巻く課題への対応に貢献していくという。

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