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日本出版販売とトーハン、2020年11月から物流協業へ

日本出版販売株式会社は、株式会社トーハンとの間で合意した雑誌返品業務の物流拠点統合を11月から実施すると発表した。

具体的には2020年11月から、トーハン東京ロジスティックスセンターで行っていた雑誌返品業務を、日販グループの出版共同流通株式会社蓮田センターで実施する。出版共同流通株式会社は、2002年に出版取次5社、出版社2社の共同出資により設立された会社。現在は日本出版販売株式会社、楽天ブックスネットワーク株式会社、株式会社日教販の返品業務を受託している。

円滑な移行を図るため、蓮田センターで作業するトーハンの業量を段階的に増加させる。
 第1回 (業量 25%) 2020年 11月16日 到着分から
 第2回 (業量 50%) 2021年 1月18日 到着分から
 第3回 (業量100%) 2021年 2月15日 到着分から

今後、日販とトーハンは、書籍返品業務、書籍新刊送品業務、雑誌送品業務について、引き続き協業の検討を進め、物流作業の効率化を通じて、将来に向けて持続可能な出版流通網の再構築を目指す。
ただし、物流協業の実施及び検討を進めるにあたって知りえた相手方の機微情報等については、独占禁止法遵守の観点から、引き続き両社で厳密な情報管理を行う。また、必要に応じて公正取引委員会への報告・相談を行う。

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