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京セラ、自社物流倉庫で使用する「棚卸アプリ」作成

アプリ作成支援のアステリア株式会社は、モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)・Android版」の販売を開始し、京セラ株式会社がPlatioを活用して「棚卸アプリ」を作成したことを発表した。物流倉庫において作成・参照する棚卸データの共有や管理をペーパーレス化することができ、全国の拠点で 「棚卸アプリ」の利用展開を開始する。

京セラの物流倉庫は40万点を越える製品を扱い、紙のリストを使用して棚卸を行っていたため、広い倉庫内で用紙の受け渡しに伴う移動、目視チェックにかかる時間や工数が発生していた。また、紙への記入と、そのデータをパソコンで入力する業務では人的ミスが発生するなど、倉庫内業務においては業務効率化とともに在庫精度も課題となっていた。
 そこで、倉庫業務の現場から「棚卸用のアプリを作れないか」という意見が出たことをきっかけにアステリアのPlatioを活用し、数時間で京セラ独自の「棚卸アプリ」を作成し運用を開始したという。アプリは京セラの全国物流拠点への展開が検討され、将来的には現在の3倍を超える100名以上での利用が見込まれている。

また、資材部門でも入貨物の検品チェックで使う「異常報告アプリ」のテスト運用も検討されるなど、Platioを使ったアプリの活用領域が広がっている。

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