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物流倉庫内の3密回避のモバイル端末発売開始

ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーションは倉庫などの現場で使用されるモバイル端末間での接近アラート発信、コンタクト追跡機能を備えたソフトウエア「Zebra MotionWorks(R) Proximity(ゼブラ・モーションワークス(R)・プロキシミティ)」の提供を開始した。

「Zebra MotionWorks(R) Proximity」は始業時に端末を減菌消毒し、QRコードでクリーニング完了のステータスを記録する。業務中は作業員同士の距離を常に計測し、接近するとアラート音で通知。また、5分以内に3回以上アラートが発信されると「近接イベント」として記録され、ダッシュボード画面で履歴を確認できる。データは従業員IDまたは匿名のユーザーIDに紐付き、「コンタクトトレース」画面では感染リスクのある個人のIDが追跡できる仕組みとなっており、企業は個人のプライバシーを確保しつつ、実用的な情報を取得することが可能。正確、かつ自動化されたコンタクト追跡により、企業は感染の疑いのある作業員を迅速に特定し、広範囲にわたる施設の封鎖を防ぐことができる。

Bluetooth Low-Energy(BLE)およびWiFiに対応でクラウド上に構築されており、スムーズな実装を実現できる。また、ゼブラがリモート管理しているため、運用にあたり専門スタッフは不要。企業は新しいインフラを導入せずとも、既存のゼブラのアンドロイド端末や、新規導入する端末で活用することができる。

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